芝張りと芝生の手入れ

主な張り芝の種類と特徴
コウライシバ(高麗芝) | ノシバ | |
暑さや乾燥に強く、年間を通して手入れがしやすい芝生です。定期的に管理することで観賞用にも良いので、ご家庭のお庭によく利用されています。冬季は休眠状態となり、以下の写真の様に冬枯れします。 | 寒暑や乾燥、病気や害虫にも強く、とても丈夫な芝生です。公園や工場造成地の法面によく利用されています。コウライシバと同様に冬季は、冬枯れします。 | |
![]() 生育期の芝生 |
![]() 休眠期(冬)の芝生 |
芝生が生育するために必要な条件
1. 日当たり | 2. 水はけ | 3. 土壌 | ||
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日当たりの良い場所(南向きの場所)に芝生を張ります。生垣や庭木で日陰になってしまう場合は、剪定や刈り込みで日照を得られるようにしておきます。 | 水はけが悪い場合、根腐れや病気、害虫発生の原因になるため、芝生を張る前に水はけを確認しておくことが大切です。土が粘土質、または雨が降った後、水溜りが長時間残ってしまう場合は、健康な芝生を育てるには向きません。そのような水はけを改善するためには、土の入れ替えをする、排水溝を設置し、勾配をつけ、水を逃がしてあげるなどが挙げられます。 | 芝生が健康に育つには、土づくりが大切です。はじめに、土の表面の雑草を取り除き、通気性を良くするため、土を掘り起こして芝生が根付きやすくします。その際、雑草根や小石も取り除き、芝張り後の雑草の発生を軽減させます。掘り起こした土は、凹凸がなくなるようにトンボ(土壌を平らにならす道具)などで平らに整地し、水溜りができないようにします。 |
芝生の張り方と特徴
平張り(ベタ張り)
- 隙間なく芝苗を張っていく方法で、ご家庭のお庭によく利用されます。目地(苗と苗の間)を1cm程空けて張るので、全面を覆うまで時間が掛からないため、目地張りと比べて、目地に雑草が発生しにくい、目土が流れにくい、芝生の仕上りが早いなどのメリットがあります。
目地張り
- 目地を3〜5cm程空けて張る方法で、一般的によく利用されます。平張りと比べると、目地を空けている分、芝生が全面を覆うまで時間が掛かりますが、特に大規模な芝張りの場合、苗が少ない分、コストが安いというメリットがあります。
芝生に良くない張り方
- 目地が十文字になる張り方は、縦横が揃っているため、雨や水やりの時に目土が流れやすくなるので、このような張り方は避けます。
芝生の手入れカレンダー

※ 芝生の生育は地域により異なりますので、作業の時期は目安としてご参考ください。
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